青二才について



というわけで、まず最初に超自分目線でバイエルラインさんの魅力について、真面目に考えてみました。

まず、彼の最大の特徴は「ヘタレ」であること(そこか…)。
それも「かっこいいけどヘタレ属性持ち」とかいうんじゃなく、正真正銘の100%ヘタレ(とほほ…)。

しかし
1.登場時期が若く、まだ20代のうちに作品が終了してしまうというハンデ。
2.戦闘力カーストのはっきりしすぎている銀英伝において、ヤン艦隊やロイエンタールなど明らかに上の(最初から勝てないよう義務づけられている)カーストに属する人たちと戦っても死亡せず生還していた。
と考えると、実はかなりの実力の持ち主なんでは、と思います、いやきっとそうに違いない(ドリーム)。


さて、次にそんな青二才ちゃんの長所を考えてみます。

1.手抜きっぽいのにカッコいいネーミング
バイエルンに「ライ」を足しただけの名前(実在の軍人の名前だけど)、バイエルン州の首都ニュルンベルグがまんま旗艦の名前、とけっこう安易につけられてる雰囲気なのに、なんか響きがカッコいいし、ニュルンベルグってのも若々しい響き、かつ歴史でよく耳にする親しみやすさがあり、妙に似合ってるんですよねー。
バイエルラインって長いからつい青二才(※ロイエンタール命名)で通したくなってしまうのですが、この青二才ってのもすごいゴロがよく、キャラにもすごいフィットする感じ。

2.超ポジティヴシンキング
バイエルライン最大の長所は、やはり常に楽天的かつ大らかな所でしょう。
負けてもへこたれないし(凹んでる時もありますが引きずらず…)、お調子者っぽいこと言ってミッターマイヤーちゃんの不興をかっても、ぜんっぜん気後れしないで、にこやかに会話を続ける大らかさ(大雑把さ)。
戦闘では先陣を任される事も多いバイエルラインですが、黒色槍騎兵ばり突っ込んで行くタイプでまさに勇猛果敢!と思いきや大抵は焦って大ピンチ☆(だめじゃん)、でも、必ずミッターマイヤー閣下が助けに来てくれる!と希望を捨てないしぶとさ(結果生還)。
まるでオリンピックアスリートのような、メンタルの強さではないですか。
勝てる秘訣はバイエルラインさんに学べ。
絶対幸せになれるタイプだと思います(確信)。

3.鋭い洞察力
ただポジティヴなだけなら単なるお馬鹿さんですが、ロイエンタールさんの野心を最も早くから見抜いて厳戒体勢を取ったり、まあ血気盛んすぎて戦闘態勢取っちゃうんですが、それもご愛敬。
蜂蜜閣下の身の安全になると途端にセンサービンビン、戦闘態勢取っちゃったりするほど愚直に守ろうとする忠義。
ヘタレっぽく見えて、実は出来る男☆と考えるとなんかカッコいいですよね。

4.上司との信頼感
アポなしでミッターマイヤー閣下の自宅に遊びに行っちゃうとか私生活でも仲良さげな所もさる事ながら、それ以上に、仕事上で閣下にも遠慮せず諫言したり、逆に閣下に怒られても全然へこたれないで言いたい事言うし、とにかく伸び伸びしてる感じ(微笑)。
それでいて閣下が苦しんでいる時は一緒に苦悩してるし……お調子者っぽい事言うのは閣下を元気づけようとしてですからねー(うわ、可愛い奴だなー)。
で、蜂蜜閣下ちゃんは、青二才に生意気?な事言われると、ちょっとムッとしてるように見えますが、遠慮しないでバンバン本音出すし(いつもみったんは本音ですが…)、なーんか喋りやすそうなんですよねー。
こういうタイプいますよね、物怖じしないで上から可愛がられる憎めない奴。

バイエルラインにとっては、ミッターマイヤーとの出会いは、もう運命的だと思うんですが、心から敬愛する上司に出会えて、持てる能力をフルに発揮でき、多少無茶してもフォローしてもらえて……最高の職場環境だな(羨ましい)。
閣下も年下の青二才の脳天気っぷり…いえ天真爛漫さに、救われたり慰められたりと、すごく良い信頼関係出来てますよね><


こう見てくると、やんちゃでちょっとヘタレだけど行動力があって、裏表がなく、おおらか、仕事は一生懸命で、上司に気を使う余裕あり、適当な抜け感もあり……と、ほんと友達になりたい要素だらけの好漢バイエルライン。
そして長身。長身と書いてあるだけで具体的には解りませんが190cmぐらいだといい(勝手設定)。
閣下との身長差が神ですね、簡単に抱っこできちゃう(そこが萌)
おまけに(アニメの)顔のモデルは「トップガン」の時のトム・クルーズですよ!イケメン決定(即決)
…長身イケメンで性格もいいって……あ、あれ、この人欠点なくね?(逆に狼狽)。
で、こんなにもいい事尽くめなのに、恋人は軍隊(微笑)で、ミッターマイヤー閣下一途とかそこがまたいい(盲目)。

でも残念ながら、こういう明朗寄りなキャラはBL系二次だといまいち人気出ずらいんすよねー(残念)。
まあ、蜂蜜閣下も、今時流行らない正義漢キャラですから、そういう意味ではお似合いの二人と言えますが…(あまり嬉しくない><)。
まあ王朝が替わっても、「略奪暴行ぐらいいいじゃんかよ(ゲス顔)、うちのボス頭堅すぎだぜ、ヒャッハー!」なんて輩は必ずいて、ミッターマイヤー閣下はその手の連中に煙たがられて、ご苦労なさってると思うわけで。
で、一見銀河のゆとり世代代表っぽいバイエルラインが、実は閣下の良き理解者とか、叱られながらも「ついていきます!」て言ってくれるとか、これはもう閣下、惚れちゃうな…(希望)。
要職にあって何かと気苦労の多い蜂蜜閣下をある時は明るく受け止め、一番近くにいて守ってくれて、志を受け継いでくれる、年下の漢前、最高の後輩キャラではないでしょうか。


そんなバイエルラインですが、自分的には、帝国第二世代の間ではモテモテ設定です(予定)。
青二才みたいに怖いもの知らずで愛嬌があるタイプは上司から可愛がられますが、同期とか年下には兄貴的人気があると思うんです(あくまで予定)。
ああ見えて(どう見える)、実は超エリートすからね、バイエルライン……。
グリルパルツァーとかクナップシュタインとかは、士官学校での成績もよくて、バイエルラインはどっちかというと劣等生っぽいですよね、ミッターマイヤーちゃんも見習えとか言っちゃうし。
でも、実はグリルパルツァーもクナップシュタインもバイエルラインに憧れてるといい(夢が広がりすぎて申し訳ない)。
優等生っぽい二人が表面は「あいつバカだよなー」とか軽んじてるように見えて、本心ではおおらかなバイエルラインを羨ましく思ってたりするわけですよ(誤解)。
二人のどっちかが何か悩んでると
バイエルライン「気にすんなっ(白い歯キラッ)」
グリルパルツァー「(な、何だこのトキメキ…///)」みたいな。
お兄さまになってほしい☆みたいな部下もたくさんいると思うわけですよ。
んで、年下の前でちょっと偉ぶってるのを蜂蜜閣下に見つかって「お前も偉くなったな(にっこり)」とか言われて、はわわしてるといい(笑)。


さてバイエルラインの後世の評価は
「ミッターマイヤーの後継者、清廉で誠実な有能な軍人」
このフレーズは、バイエルラインが原作終了後の世界でも誠実に生きた証左であると同時に、ミッターマイヤーもまた「誠実で清廉で有能」と後世から評価される人であり続けたという事ですよねー。
これは燃え&萌えが詰まった後世の分析ですわ(TNK先生ありがとう)。

この若々しい師弟に、年長でクールなビューローも加わる疾風艦隊のバランスの絶妙感♪
お亡くなりになったり強烈な印象を残した方々と比べると、優等生的な友好感ゆえかいまいち地味な疾風艦隊ですが、チームワークの良さ、仲の良さで、なかなか優秀な萌えを提供してくれる艦隊だと思う次第です(まとめ)

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2012-11-16